雨漏り・すがもれ対策

冬になると「天井から水漏れができる」「天井が濡れている」「水漏れしている」という問題はございませんか。これらを放置してしまうと、屋根の老朽化に繋がってしまうので早めの対策が必要です。

屋根のすがもれとは?

屋根のすがもれとは、屋根材の隙間から室内へ水漏れが起こってしまう現象のことです。
原因は屋根や軒先に積もった「雪」が室内からの熱などで溶かされ水になり、その水が凍結して水をせき止め屋根材の隙間から室内への水漏れが起こってしまいます。

屋根のすがもれを防ぐ方法

屋根のすがもれを防ぐ主な方法をご紹介いたします。

◆ 屋根の雪が部分的に溶けないように、屋根全体を断熱する。
◆ 天井を断熱し、熱を屋根の小屋裏に伝えないようにする。
◆ 屋根の形状を変えて急勾配にし、雪が屋根の上に留まらないようにする。
◆ 軒先で凍らないようにヒーターなどを取付し、雪を暖める。

以上の方法で「すがもれ対策」をしましょう。
すがもれが起きたら取り返しのつかなくなる前に早めの対処が大切です。放置せずに、ぜひ業者までご連絡ください。

屋根の雨漏り 原因

すがもれは雪が原因でしたが、「雨漏り」は雨が室内に漏れてくる現象です。
雨漏りの原因は様々ございますが、特に多い原因は以下の通りです。

◆ 屋根材のトラブル
◆ 防水シートのトラブル
◆ 塗装やコーキングのトラブル
◆ 施工工事の手抜き
◆ べランダや出窓の工事不良
◆ 雨どいのつまり
◆ 窓周りのパッキン劣化
◆ 増改築部分

屋根の雨漏り修理

屋根の雨漏り修理は、どの箇所から漏れており雨の進入経路はどこなのかを特定して処理していきます。この雨の進入経路の特定はとても難しいので、お客様自身で修理せず経験豊富な業者にお任せすることをお勧めします。
そんな雨漏りの処理ですが、方法は2通りございます。

◆ 防水
防水とは屋根に防水シートなどを用いて、水を完全に遮断する方法です。

◆ 雨仕舞い
雨仕舞いは水の浸入を遮断するのではなく、目地の隙間を塞がず、隙間自体の「形態」や「寸法」を雨の作用に対して適切なものにすることです。

雨漏りのサイン

雨漏りのサインは、天井や梁(はり)の部分にシミのようなものができます。そのシミは雨漏りで天井が水に濡れているため、シミのように見えるわけですね。雨漏りは長く放置すると傷みがひどくなり、屋根の負担が大きくなるので早めに対策が必要です。あまりにも酷くなってしまった場合は、屋根材の交換や外壁の張替えが必要になってきます。また、クローゼットやエアコンの陰など見えにくい部分にシミができている場合もあるので注意が必要です。

普段から定期的にメンテナンスを行い、雨漏りなどのトラブルを未然に防ぎましょう。定期的に屋根に塗装などを行い、屋根の耐久性を高めてトラブルの発生を抑えるのがベストです。「梁や柱にシミ」「外壁のコーキング剥がれ」「サイディング剥がれ」「天井や壁のシミ」などの危険のサインは見逃さないようにして、修理代などのコストをできるだけ抑えていきましょう。

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