9年くらい前に釧路で一度セミナーを拝聴させてもらったことがある松野恵介氏のセミナーに参加してきました。
この記事の目次
【売り方の神髄】の新刊出版記念講演
本のタイトルは本人が決めてない?!
【売り方の神髄】ってスゴイ自信たっぷりなネーミングだなー(笑)って思っていたんですけど、聞いてビックリ!本のタイトルって本人が決めるワケじゃないんだそうです。
出版社が決めるんだって。知らなかった!
知る。見る。聞く。
サインと一緒に【Listen!シール】頂きました!
お客さまの声に耳を傾けよう。
【知る。見る。聞く。】が大事だからって。
【自分のことばかり一方的に話す人は、相手にもなかなか受け入れてもらえない。】P12より。
「向き合う」から「寄り添う」へ
ボクも自分の仕事を進めていく上で、一方的な知識の押し付けにならないよう、クライアントの隣に寄り添い、一緒に前へ進んで行きたいというスタンスで取り組みたいと思っているから。
うわべだけの「ありがとう」は伝わらない
お客さまは誰ひとりとして「売られたい」と思ってない。(P63)
うん。たしかに待ってる人なんていないよね。
だからこそ「売り込み」ではなく「役立つ」情報を届けなければ見てもらえない。
「売りたい」は売り手のエゴ。(P117)
伝わる「ありがとう」と、伝わらない「ありがとう」がある。
いくら伝えたと思っていても、伝わっていなければ伝えてないのと一緒。
「これだけ伝えたのに」
「何度も言ったのに」
相手に伝わっていなければ意味がない。(P138)
感謝の気持ちを込めた「ありがとう」は伝わり、うわべだけの「ありがとう」は伝わらない。(P140)
ボクは逆に「うわべだけ」だということが伝わってしまうと思っています(笑)いや、マヂで。
どんなに素晴らしい言葉を使おうが、どんなに凄いテクニックを駆使しようが「売ってやろう!」と思っていたのでは、その気持ちが伝わってしまいます。
「お客さまに喜んでもらおう」という気持ちがベースになければ、気持ちは伝わらない。(P141)
ホントにそうだと思う。
先日、ウチに届いたDMにこんなのがありました。
バースデーDMです。
「バースデー割引50%OFFします。」
ハガキの宛名はタックシール。
50%OFFの案内も機械的に印刷した感情のこもっていない(伝わらない)もの。
人の誕生日を利用した売り込みだと感じました。
「ボクの誕生日を祝おうと思ってこれを送ってくれたワケじゃないんだな」ってボクには伝わりました。
伝わってますか?(笑)
お客様へのお手紙を書こう
郵便を出すだけが「手紙」じゃない。
来訪者があらかじめ分かっているのなら、「お待ちしておりました〇〇さま」って書いて待っているだけでも、その「心遣い」が嬉しいと思ってくれるお客さまがたくさんいるハズです。
相手を想って書いたコトバだから伝わるんだってことは、ボク自身、たくさんの手紙を書いてきて実感していることだから。
この手紙を書いたから売り上がるのか?
この1通の手紙に効果があるのか?ないのか?
答えはわかりません。
でも、スペックではない「価値」を伝え「続ける」ことが「結果」につながるんだって思っています。
この1通の手紙は「感動」という体験を通じて「価値」として伝わり、「継続」して感動を積み重ねた結果、購入につながっているって思います。
読破した本はフセンだらけ。
特に気になったコトバを紹介。
「できるだけ多くの人に伝えたい」
「伝わるなら誰でもいい」
誰にでもは誰にも伝わらない。(P148)
「自分の言いたいことではなく、相手の知りたいことを伝える」(P150)
余計なお世話(P198)
知っていても、できているかどうかが大切(P201)
「売り方」の神髄
オススメです。
ホントに神髄だと思います。
特に「売る」という行為に直接関わる人は読んだらいいですね。
松野さんは本屋が大好きなんだそうです。
だから今回のセミナーもAmazonではなく、本屋で購入した人はレシートを見せるとセミナー代が割引になりました。
それくらい本屋さんに思い入れがあるんですね。だからここではAmazonのリンクは貼りません。
もし興味のある人は、お近くの本屋さんで探してみてください。
というワケで、本セミナーを受けて、できてたなーって思うことと、まだまだ足りないなーって思うことと、自分の大切にしてきたことを振り返ることができて、反省と学びができたとっても素敵なセミナーでした。
松野さん
ありがとうございました(≧∇≦)
