モノとしてゆうパックを売ったのではない。企業のユーザー双方に最適な仕組み(コト)を売ったのだ。

2015年の記事のリライトです。

コンサルタントとして独立起業しましたが、実は郵便屋さんの時からコンサルティングしてました。

「モノ」を売るな「体験」を売れ
というエクスマ的に言うなら
ボクが売ったのは
「ゆうパック」を売ったのではなく、「仕組み」を売りました。

お客さまはゆうパックが利用したいわけじゃない。
顧客がストレスなく修理交換できるスキームが欲しいだけだ。
安心するサービスを提供して顧客満足をあげてブランド価値を向上させたいのだ。
と置き換えて獲得したお仕事がこちら。

カシオ社の小型製品の修理交換スキーム。

もともとはWeb注文で修理依頼のあった製品を回収するため、挟んでクッションとなるスポンジしか入っていないカラのダンボールを依頼人に発送(佐川急便)し、回収して修理センターへ届ける
というスキームでした。

・カラのダンボールを宅配便で発送するというムダ
・いつ何時に回収に来るのかハッキリしない宅配便を待つ依頼人のストレス⇒不在ですれ違ったらさらにストレス。

◆クライアントとサービスを利用するユーザーの不満を解決する策としてボクが提案したのは修理を急いでいるユーザーの【待つ・不在持ち帰り】というストレスを以下に無くするか?
◆【カラのダンボールを発送する】というムダな行為を無くすことはできないか?
という2点でした。

20軒以上の包装資材屋さんを駆けまわり、ようやく親身になって話を聞いてくれた株式会社キタミの北見陽一郎さんと今でも繋がっているのはFacebookのおかげですね。
株式会社キタミさんはこちら。

話しは戻り、試行錯誤の上、構築した修理回収スキームは【折りたためるのでメール便で送れて郵便受けに配達されるの不在でも必ず届く、その上、ゆうパックなら梱包後に通勤途上のコンビニからでも着払いで発送できるので超便利】

 

今から9年前に作ったスキームですが、いまだに運用されてます。
世の中に自分の作り上げたサービスが動いているってスゴイことですよね!
よかったら見てみてください。
カシオ修理回収スキームはこちら。

修理回収スキームという【仕組み】を売った結果として、【ゆうパック・ゆうメール】が売れたというわけです。

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記事を書いてる人
とがし だいすけ 冨樫 大助 詳細プロフィール →
職業は『伝わる販促の専門家 』。マーケティングコンサルタント / 集客セミナー講師 / ミラサポ派 遣専門家 / 筆文字書家 / イベント企画 / シェアオフィスを運営。検索 [北海道 SNSセミナー 講師]・[北海道 SNS コンサル] で最上位。売り手の言いたいことと消費者の知りたいことがマッチしないと売れない。伝わる販促とは、消費者目線での価値を伝えること。必要な時にあなたから買いたいと思い出してもらえる [頼りになる身近なあの人] になるための、ご縁を育むマーケティングを追求しています。

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