【わたシゴト_05】札幌中央郵便局 マーケティングを学ぶ
↓
つづきです
法人営業ライセンス研修
年に1、2回あったマーケティングの研修はとても楽しかった。
事前課題があって、レポートを提出して合格者だけが参加できる研修。
いまはもうやってないと思うけど。
記憶にある課題は【マツ〇トキヨシ】。
市場分析や業界動向のリサーチ、ポジショニング、経営方針、新聞、ネット、時には図書館までデータ調べに行ったりして、仮設から課題を見立てて、郵便サービスでそれらを解決する提案をまとめてプレゼンテーション。
研修は電通やアクセンチュアなど、社外のマーケターの方にみっちり鍛えられました。
プレゼン内容がおそまつだと、中身の入ったペットボトルを投げつけられて、めっちゃ殺意少しだけイラッとしたけど、このブログを書いている今となっては懐かしい思い出です。
全国から集められた仲間たちとは、その後も近況を連絡取り合っては切磋琢磨したものです。
もともと民間企業勤めだったので、お客さまと会って商談する毎日がとても楽しかったのですが、逆に社内の調整ごとにストレスを感じまていました。
案件がつまづくのはいつも社内調整
北海道内に配達を受け持つ郵便局は57局。
当時、法人営業課は北海道内の4局にしかありませんでした。
札幌中央、函館中央、旭川中央、帯広の4つ。
お客さまに提案を行った結果、簡単に言うと郵便物を差し出してもらうワケですが、ボクの所属が札幌中央郵便局なので、札幌中央郵便局に差し出してもらうように調整します。
大口差出のほとんどは発送代行社を間に挟むので、お客さまに手間・迷惑がかかることはほとんどありません。
この提案が成約しなければ、郵便物が差し出されることはなく、売上になることはありえないにも関わらず!!!
札幌中央郵便局の配達エリア外のお客さまから仕事を獲得すると、その配達エリアの郵便局から『ウチの客を盗った』とクレームがきます・・・(T_T)
どちらに差し出しても郵便局の売上には変わらないのに・・・・・
アホくさっ!
あ。久々に言ったな(笑)
ちょっとだけ横道にそれるけど、これは今でもあるからね。
年賀葉書。
お客さんを盗ったとか、盗られたとかね(笑)
盗られたって思ってる時点で、お客さまはあなたのこと何とも思ってないよって感じ。
話を戻します。
札幌中央郵便局に郵便物を差し出してもらわないとボクの成績として評価されないんですよ。
頑張っても評価されないって悔しいです。
法人営業課という組織自体の歴史が浅く、存在が軽んじられているためか?、公務員気質だからか?、不満はいっぱいあったけど、とにかく成績としては認められませんでした。
ま。当たり前の行動だと思うけど、自分の成績よりも、くだらない社内事情でお客さまに迷惑をかけたり、日常的に利用する郵便局との関係性に角が立つようなことは絶対にあってはならないことだと思い、なるべくその受け持ちエリアの郵便局で差し出してもらうように調整したりしました。
そんなある時、転機がおとずれました!
北海道全域を自由に営業できる組織を作る。
お前来るか?と声をかけてもらい、見てくれている人はいるんだ!っと、やっぱり評価されることが嬉しく、ここでも二つ返事で異動を決めました。
こうして【北海道法人郵便営業本部】が設立されました。
つづく。
※もくじはコチラ
