【わたシゴト_06】札幌中央郵便局 マーケティングを叩き込まれる
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つづきです
郵便局間のつまらない盗り合いは無くなりましたが、次の障害が出てきました。
法人営業本部は超大口対策として設立されたセクションです。
百貨店や大手スーパー、通販など大規模の商談をしていると、特別なことを求められたりするんですよね。
特に運賃はボクより偉い人が何人出て来ても値下げされることはありません。というか局長にも値下げの権限はありませんでした。(いまは違いますけど)
運賃ではどうしてもクロネコヤマトや佐川急便に及ばないから、なんとか仕組みやサービスで興味を持ってもらおうと、無い頭を振り絞り、アレコレ工夫して仕事を獲得しようとしていましたが、国営会社で【あまねく公平】なサービスが義務付けられているので、断然できないことの方が多いです。
【できないこと】のほとんどは【できること】
社内の規定規則、いわゆるルールブックに違反するからできない。
心の声(そのルールってホントに大事なの?あ。もちろん大事なものもあるのも理解しています。)
前例がないからできない。
心の声(第一例を作ろうよ!)
ルールの解釈がグレーゾーンだから辞めた方がいい。
心の声(誰も責任取りたくない、関わり合いたくない。)
大企業病
大企業病というか、お役所というか・・・
大きな仕事になればなるほど、このあたりの社内調整がうまくいかなかった。
もちろん、自分の言い分のすべてが正当なものではなかったのかもしれません。
それでも売上になるのなら協力するよって話を聞いてくれて理解ある責任者の方もいましたが、正直、社内調整が苦手でした。
今思い返せば自分の仕事の進め方がヘタクソだったなと反省することもたくさんあります(^o^;
自分で調整してできる仕事の限界を感じ、なんとなくこの仕事には手を出さないというボーダーラインが自分の中に出来ていました。
社内調整もホントは人間関係なんですよね。今ならわかるけど、当時20代のボクにはさっぱりだった^^;
そんなの時、またまた転機がやってきます。
東京の本社から北海道に駐在して営業バックアップする部隊がやってきました。
とは言ってもやってきたのは2名。
1名は監督責任者なので、営業マンとしてやってきたのは実質1名。
この方との出逢いが無ければ、ボクは営業マンとして一皮むけることも無ければ、東京本社へ行くことも無かった。
今頃まだのらりくらりと郵便局員やっていたことでしょう(笑)
この方、Oさんの協力のおかげで、生涯忘れられることの出来ないスペシャルな仕事を獲得しました。
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