【わたシゴト_04】函館中央郵便局 営業企画という何でも屋でした

冨樫大助 伝わる販促の専門家 集客マスター

【もくじ】わたシゴトシリーズ 職の履歴書

2017.06.01

【わたシゴト_03】函館東郵便局 公務員はぬるま湯でした

つづきです

ぬるま湯シゴトに飽きていたことと、【認められた】ことが嬉しくて異動話は二つ返事でOKしました。

異動して初めて思ったことは、扱うお金の単位が【0ゼロ】一つ増えたってことです。

異動前は【円】って書いてたのに、異動先では【千円】になった。

函館中央郵便局 郵便営業企画課

郵便営業企画課ってどんな仕事するの?

函館東郵便局の上司・先輩たちはほとんど知らなかった(笑)

営業企画って何するの?

収入(売上)になることは色々やりました。

【通信販売】

平成11年1月1日
平成11年1月11日
平成11年11月1日
平成11年11月11日

1並びの日の【 消印 】を押した記念ハガキのセット。
今考えてもまったく欲しいと思わないけど、意外と売れた(笑)

もともとの【リスト】がどうやって集めたのかはわかりませんが、【郵趣家リスト】と呼んでいたいわゆる切手収集家のマニアな方々のリストが存在していて、その方宛てに1並びの日とかマニアックな商品を作ってDM送って通販してました(笑)

この時には販促のいろはもテクニックもどこまで意識していたか憶えていないというか、意識していませんでした。

【あいさつ文】【フライヤ】【注文用紙】など、どうやったら注文数が増えるだろう?
ということを試行錯誤でやっていた気がします。

【臨時郵便局】

人の集まるところに臨時郵便局(切手を販売するミニ郵便局)を設置して運営しました。

今でもたしか続いているハズ。

金森倉庫内にあるサンタクロース郵便局と函館山山頂にある山頂臨時郵便局の2つ。

どちらもPOP、看板などの制作、商品展示の仕方などを学ばせてもらいました。

【北海道物産展】

新宿伊勢丹の北海道物産展に出店していました。

北海道の記念切手を持って行ってました。

全てじゃないけど東京の一部の大きな郵便局でも手に入るんですけどね。

約1週間、立ちっ放しなのがツラいけど、飛行機に乗れる出張はとても楽しかったです♪

いま思えば、なんてムダなことをしていたんだろうと思います。

もちろん、さすがに今はやっていません。

【法人営業】

法人向けに営業もしました。

営業って言っても、この頃の営業なんて飛び込みと押し売り(笑)

いま思えば、求められていないのに、アポなしで押しかけて、聞かれてもいないのにDMの【割引の説明】をして、レスポンスや相手の企業のメリットなんて一切考えずに、【差出通数が増えれば割引も増える】のがウリと勘違いした押し売り営業をせっせとしていました(笑)

公務員嫌い?というか郵便局嫌い?の方なのかな?

2度と来るなと目の前で名刺を破かれてゴミ箱に捨てられたこともあります。

飛び込みとはいえ、名刺出しただけでそこまでされるのか?と、悲しくなって営業が嫌になった時期もありました。

【大口営業】

法人営業の中でも特に百貨店は大口でした。

お中元とお歳暮の時期になると百貨店のそこそこ偉い担当者の方がペコペコ頭を下げてやってきます。

なにせ郵便局員が百貨店のお中元売ってくれるワケですからね。

その売った分がゆうパックとなるわけです。

自分たちで売ったものがゆうパックになってるだけなのに違和感を感じるようになったのは、ずーーーっと先のことです。

電報に比べたら値段が安いレタックス。

海外発送ならDHLより安いEMS。

他社より安いものばかりを売っていました。

そこからキッカケに担当者と仲良くなっても

DMはなかなか売れませんでした。

なにせボクはマーケティングなんてまったく知らないので、たくさん出したら割引しますよ。

だからたくさん出してください。

そもそもリストが割引されるほどボリュームのないお客さまには、リストが増えたらまた声かけてくださいなんて、今思えばなんて横柄な営業をしていたのでしょう(笑)

まーそれでも、安売りばかりでしたが、ありがたいことに、上司先輩には可愛がってもらっていました。

でも、その上司も先輩もみんな札幌へ異動していきました。

自分ももっと大きな市場で仕事がしたいと猛烈アピールが叶い、翌年には札幌中央郵便局へ異動することができました。

さて、次回いよいよ札幌進出です(笑)

※もくじはコチラ

【もくじ】わたシゴトシリーズ 職の履歴書

2017.06.01

この記事が気に入ったら「いいね」してね!シェア大歓迎です♪
記事を書いてる人
とがし だいすけ 冨樫 大助 詳細プロフィール →
職業は『伝わる販促の専門家 』。マーケティングコンサルタント / 集客セミナー講師 / ミラサポ派 遣専門家 / 筆文字書家 / イベント企画 / シェアオフィスを運営。検索 [北海道 SNSセミナー 講師]・[北海道 SNS コンサル] で最上位。売り手の言いたいことと消費者の知りたいことがマッチしないと売れない。伝わる販促とは、消費者目線での価値を伝えること。必要な時にあなたから買いたいと思い出してもらえる [頼りになる身近なあの人] になるための、ご縁を育むマーケティングを追求しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。