【わたシゴト_21】番外編:20年後の未来の郵便局の行方。日本郵便は本当に潰れないのか?

1995年4月に郵便局に入社した20歳の時は、若かったからか、無知だったからか、両方か、、、いま(2017年)のようなIT時代になるなんてまったく想像もつかなかった。

0円携帯でようやく携帯電話を持ち始めた頃の1995年11月、Windows95が発売されました。

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アキバ系とかヲタクとかいうコトバも生まれていない時代に、ケミカルウォッシュにタックの入ったジーパンを穿いて、ネルシャツをインしてリュックに野球帽のオタッキーが店頭にWindows95を求めてごった返しになっているニュースが印象的でした。
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パソコン、インターネット、ホームページ、Eメール、メールマガジン、ネット通販、SNS・・・

郵便局はモロに影響を受けたよね。

DMはどんどんEメール、メルマガに侵食され、請求書はeビリングに移行し、郵政最大の収入源である年賀葉書も年々減少・・・

あ。ゆうパックは・・・まぁ、増えたけどヤマトや佐川の伸び率に比べたら喜ばしい数字とは言えるのかな?

Windows95発売から22年、まさかこんな時代になるなんて思ってもいなかった。

法人向けに郵便サービスを売る営業をしていたボクは、徐々に郵便を売ることが大変になっていくことに危機感を感じていました。

DMがまったく通用しないとは思っていないけど、きちんと関係性を育んだ相手を絞ってお手紙を出すことが効果的であり、大量に出すのではなく、いかに絞るかの方が重要になってきました。

絞ると言うことは郵政としては収入減の要素でもあります。

iPhoneが発売になってSNSが台頭してくると、日本中、世界中の人とタイムリーにコミュニケーションが取れるようになって、地理的な差が無くなったと感じるようになりました。

北海道に居ながらにして、東京にいる友人がランチに何を食べているかわかるし、福岡の友人がファミリーキャンプしている様子もわかる。

特別なことじゃなくても日常の“いま”をいつでも見ることができることで、心のキョリ感がとっても近くなったと感じます。

もう年賀状って意味ないんじゃないかな?

在職中からずっと思っていました(笑)

クリスマス気分全開の12月25日までに差し出さないと元旦には届かない年賀状のために、年も明けていないのに「あけましておめでとう」って書く違和感。

来年は〇〇しようね!よろしく!って書いておきながら、年も明けていない翌日にはSNSでコミュニケーションしていて、書いた内容はすでに古い情報になってしまっている違和感。

自分がいらないって思っているのに売らなくてはいけない違和感・・・

ま。それが仕事だったからそれなりに売ってたけど。

郵便局が潰れないために【 年賀状は文化 】だと、必死で守ろうとしているように思える。

今すぐには無くならなくても20年後は果たしてどうだろう?

20年後も郵便局は潰れないってホントに言えるのかな?

ま。潰れるは大げさとしても、今よりももっともっと厳しい環境になるのは間違いだろうな。

今日、テレビで【 ロボネコヤマト 】のニュースを見ました。

ヤマト運輸のプレスリリースはこちら。


自動運転でどこでも荷物が受け取れるんだそうです。

いろいろと問題はあるだろうけど、20年後は完全に実施されてるかもね。

ドライバーが不要になるってことは、「人」のやる仕事が無くなるかもしれないってこと。

※追記しました。(2018.4.29)

高騰する宅配料金は無人宅配車ロボネコヤマトの本格始動で宅急便一人勝ちと予測する。

2018.04.29

郵便局はホントに潰れないのか?

年賀葉書にしがみついてるよりも、捨てる勇気も必要なのかも!

なんて辞めた人間が余計なお世話な心配事をしてみました(笑)

久しぶりに書いた【わたシゴト】シリーズ。

もし、ご興味あれば郵便局員時代のボクを読んでみてください(^o^ゞ

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記事を書いてる人
とがし だいすけ 冨樫 大助 詳細プロフィール →
職業は『伝わる販促の専門家 』。マーケティングコンサルタント / 集客セミナー講師 / ミラサポ派 遣専門家 / 筆文字書家 / イベント企画 / シェアオフィスを運営。検索 [北海道 SNSセミナー 講師]・[北海道 SNS コンサル] で最上位。売り手の言いたいことと消費者の知りたいことがマッチしないと売れない。伝わる販促とは、消費者目線での価値を伝えること。必要な時にあなたから買いたいと思い出してもらえる [頼りになる身近なあの人] になるための、ご縁を育むマーケティングを追求しています。

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